皆さん明けましておめでとうございます。令和8年年頭に当たりまして新年のご挨拶をさせていただきます。昨年12月は雪が比較的少なくて、仕事を進める面でもずいぶん助かったなと思います。弊社新社屋の工事も、貴重な晴れ間を利用して屋上防水工事を滑り込みセーフで行うことができ、良かったなと安堵いたしました。また仕事納め後の暮れの29日は天気も良く、皆様新年を迎える準備をしながらも一息付けたのではないかと思っております。
今年は長いお正月休みとなりましたが、皆様それぞれご家庭でゆっくりできた方も多かったのではないかと思います。そして年が明け1月3日も天候に恵まれました。徐々に冬らしい天候にこれからなって行くと思います。いよいよ除雪作業本番の時期になりますので、事故の無いように進めていただきたいと思います。
高市総理の誕生
世界に目を向けますと、昨年中にロシア・ウクライナ戦争は終わらなくて継続し、本年2月24日で4年が経過することになります。イスラエルによるガザ侵攻であったり、また大変驚きましたが…アメリカがベネズエラに攻撃するということが発生しております。…このように世界ではむき出しの暴力である「戦争」が行われております。こうした中で威圧的な軍拡を続ける国に隣接するのが日本でありますが、昨年10月に高市早苗総理大臣が誕生致しました。高市総理は内政に於いては「積極財政」を打ち出すと共に、こうした脅威を抑止するための国家の安全保障にしっかり向き合う取組みを表明しています。こうした厳しい世界情勢にあって、日本の国にとって高市総理という頼りになるリーダーを得たことは幸いだと思います。
新自由主義の行き詰りと日本への追い風
自由貿易に背を向けるトランプ大統領が象徴するように、過去数十年続いてきた「新自由主義」と言われる経済が行き詰りを迎えています。「新自由主義」というのは、政府による規制をなるべく撤廃して、中国であろうがどこの国であろうが一番安く作れるところでいろいろな物を製造し、世界どこの場所でも安価に販売・購入できるという経済モデルであります。このやり方はある意味合理的なわけでありますが、しかしこの経済モデルは世界各地で生産されたものが、どこでも安心して供給されることが前提であります。ところが、私たちは一部の強権国家が自国の都合で資源や物の提供をストップすることを目の当りにしています。こうしたこの経済モデルの安全保障上のリスクが露になり、そして生産をどんどん外に出して行くと国内は空洞化するという問題が出て来まして、そこから生まれた「格差」が大きく反発を受ける …特にアメリカの状況がよく報道されます。この「新自由主義」を見直す動きが始まっています。自国の安全保障上重要な物資が優先されますが、「生産の自国回帰」や信頼できる国同士による「経済のブロック化」への揺り戻しが始まっています。
このような時代背景から、世界の覇権国家アメリカが、自らの覇権に挑む国・中国に対抗する際に「最も頼りにできる国・不可欠な存在」として我が国日本が浮上して来るという指摘がされています。齋藤ジンさんというヘッジファンドのコンサルをされている方の本で、そうしたことが話題になっていますけれど、日本の位置づけが大きく変わって来る、そういう流れであるのかなと思います。(注1)
生産の自国回帰と電力の必要性
「生産の自国回帰」の中で、一例としてチャットGPTのような生成AIの国産開発が日本でも言われています。生成AIは、データセンターを設ける必要があります。データセンターは電気を大量に使うため、そのための電気をたくさん作る発電所が必要になって来ます。昨年末には花角新潟県知事は国からの強い要請の下に、柏崎原発の再稼働を承認いたしました。原発の安全性の問題はもちろん最重要なことで当然でありますが、知事の判断の背景にはこういった世界情勢があるのだろうと思います。早速に12月の新聞に東電による柏崎へのデータセンター建設計画が掲載されていました。
電力の必要性が高まっているわけですので、当地糸魚川に於いても、ぜひ今井地区での東京発電による姫八発電所の建設にGOサインが出てほしいと思います。姫八発電所は既に稼働している新姫六発電所よりずっと大きな発電所になる計画とのことですので、地元糸魚川への経済波及効果はとても大きなものになると思います。
道路の強靭化と国土軸の強化
「生産の自国回帰」の文脈で見てみますと、国内の流通の血管である「道路」の強靭化、「国土軸」の強化が、これまで以上に国の目的として明確になって来るのではないかと思います。物や人を確実に早く安全に動かせることで、国内のあらゆる商売を活性化できるわけであります。また、数十年の内に必ず起こると言われています「首都直下地震」を日本の国として乗切るためにも、いざというときの「避難路・支援道路・物流の代替え道路」として、国土の東西軸としての国道8号線、横断軸としての松本糸魚川連絡道路は、着実に整備を進めて行く必要があるのだと思います。糸魚川の産業や観光の基盤を高めるためにはもちろん松糸道路は大事でありますけれども、日本の国の全体から俯瞰した意味合いからも松糸道路は極めて重要で力強く進めていただきたいと思っています。
本年完成を予定する新社屋
さて昨年3月に、ようやく弊社新社屋の建設をスタートさせていただきました。藤栄会の各社からもご協力いただきまして、建築部北村君にも相当無理をかけておりますけれども、昨年8月には鉄骨建て方、そして年末には窓サッシ・ガラスも入りました。市民の皆さんからも結構注目いただいているようでありまして、「楽しみに見てますよ!」と声を掛けていただく機会がよくあります。大変ありがたいことだなと思います。いろいろと工夫した部分がありますので施工も大変だと思いますが、楽しみにしながら工事の進捗を見ております。まだ工事は時間が掛かりますけれども、今年完成の予定でございますので、完成した事務所を皆さんと共に祝いたいなと思います。
さて、この春には職員旅行も計画しています。社員の有志から行き先を検討してもらい、今まで行ったことのないコースを考えてもらったようです。今年は新入社員も若干名入社の予定で、新卒者もおります。会社の年齢層は現状少々高いですけれども、少し若返って新しい雰囲気になるかと思います。繰越工事もそれなりにあります。また新年度の仕事も頑張って確保して行きながら、藤栄会皆様の協力を得て仕事の方も着実に進めて行きたいと思います。
結びに、本年一年の無事故と、皆様方のご健勝・ご多幸をご祈念申し上げまして、新年に当たってのご挨拶にさせていただきます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
【令和8年1月6日 後藤組・小滝建材 合同年始会にて】






