― 子供と育む家づくり ― T邸 (2017年4月竣工) 設計・施工管理 建築部 北村暁彦
親子で楽しく過ごしながら、家事もできる家づくり。
ご両親がわが子の成長を見続け、常にコミュニケーションの取れる住まいづくりを考えました。
リビングの戸を開けるとカフェのようなオシャレな空間が広がります。
ソファーに座ってくつろぐパパ、リビングの一角にあるスタディスペースで勉強する子ども、そしてお料理しながら家族を見守るママの姿が浮かびます。
晴れた日には、リビングからそのままウッドデッキに出て、ひなたぼっこをするのもいいですね。
その他にも、日々の生活を快適に過ごせる工夫もこらしました。
例えばママには豊富な収納に広い洗濯部屋。パパには専用のシューズ収納や、ウオークインクローゼット。また、家族全員が使用するシューズ収納も足を汚さず脱いで、そのまま靴棚に置くことができるよう細部まで考えた設計です。
家族みんなが、のびのびと安心して暮らせる空間がここにあります。
近年の弊社の基礎の立上りは『壁』ではありません。壁ではなく『梁(はり)』の構造なのです。
要は、後藤組の基礎は耐荷力、耐久性が抜群なのです!
後藤組の基礎は進化し続けています!
また、弊社は、総合建設業です。地盤調査、地盤改良工事、基礎工事~木工事~仕上げ工事、お客様への引き渡しまで、工程管理、品質管理、安全管理を万全に行っています。
あまり聞きなれない言葉かと思いますが、2001年からコンクリート診断士という資格ができています。
この資格自体は土木構造物がメインで、古くなったコンクリート構造物を解体せずに、補修、補強を行い利用していこう、という考えから生まれた資格です。
通常、建物の基礎は鉄筋コンクリート構造です。石造、(レンガなどの)組積造でも木造でもありません。引き渡し時には当然ですが、コンクリートはカチカチに固まっていて、その鉄筋コンクリート製の基礎が住宅に耐える基礎だと当たり前のことのように思われています。
しかし、コンクリートは永久のものではありません。コンクリートは少しずつ劣化していきます。ちょっと難しい専門用語でもありますが、コンクリートのひび割れから、中性化、塩害、凍結、ASR等の変状が進行していきます。全てのコンクリートが塩害、凍結、ASRの被害になるわけではありませんが、残念ながらコンクリートのひび割れは、必ずと言っていいほど現れます。
しかし、設計、施工次第で、このひび割れを減らすこともできますし、中性化しにくいコンクリートにもできます。土木関連にお勤めの方や、普段からコンクリートに対して知識がある方であれば、このような変状を減らす方法を承知しておられると思いますが、建築業界ではまだあまり知られていないように思われます。
特に住宅業界に関しては、基礎コンクリートは引き渡し時にはほとんど、お客様からチェックもされなければ話題にもなりません。
先に述べたとおりコンクリートは経年劣化します。
そのために、著しい変状が出る前にやっておくべきことが実はあるのです。
だからこそ、コンクリート診断士が設計する家が安心できる家づくりだと弊社は考えております。
もちろん、1級建築士、1級建築施工管理技士も弊社に在籍しておりますので、当然ですが住宅の設計管理全てを網羅しています。
デザインも重要です。しかしながら、構造もそれを施工することも重要なのです。
基礎の設計からレディミクストコンクリート(生コン)の配合計画。そして生コンの発注段階から打設までの現場管理を徹底しており、基礎工事は基礎工事業者だけに依頼し、あとは全てお任せ・・・なんてことは弊社は致しません。
決して地元の基礎業者を全く信頼していない訳ではありませんが、丸投げではなく弊社の技術者が徹底的に現場を管理致します。
また、基礎も重要ですが木構造も当然ながら重要項目の一つです。
弊社は、昔ながらの在来工法もしっかりした設計・施工で行っておりますが、現在はプレウォール工法(by ウッドリンク㈱)も推奨しております。この工法は、自動車などでも採用されているモノコック構造(一体構造)なので、地震に対し建物全体で耐える構造となっており、さらに気密性も取りやすく、C値(相当隙間面積)の値が低く、断熱効果も優れているのが特徴です。もう今は、高気密高断熱は当然の時代になってきました。
どうぞ、安全、安心、そして技術力のある弊社に、住宅の設計・施工をご依頼ください!
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